2025.12.20 月刊「細胞」(2026年1月号)に大谷准教授の研究成果が掲載されました
大谷 崇仁 准教授(機能構造学分野)による研究成果「骨タンパクによる脂肪細胞の細胞外環境応答の変化~インスリン感受性亢進機序の解明~」が、月刊「細胞」2026年1月号に掲載されました。
月刊「細胞」は、細胞の形態と機能を電顕的および生化学的に探求する学術雑誌で、1969年6月の創刊以来、最先端の基礎研究と医療の橋渡しを目的に、第一線で活躍する研究者による論文を掲載しています。
大谷准教授は、昨年3月にオステオカルシンの作用の1つであるインスリン感受性亢進メカニズムを分子レベルで初めて解明し、オステオカルシンが脂肪細胞の細胞内イベントを調節しているだけでなく、細胞外環境からの情報を受容する経路を調節していることを明らかにしました。この成果は、今後、新たな肥満・糖尿病の予防治療薬の開発につながることが期待されており、科学雑誌「Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Molecular Cell Research」(Elsevier)にも掲載されました。
今後ますますのご活躍が期待されます。
■ ホームページ
■ 関連ニュースリリース
【研究成果】骨のタンパク質が脂肪細胞のインスリン感受性を亢進させる分子機序を解明(2024.03.05)



