福岡歯科大学

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大学紹介

理事長メッセージ

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学校法人 福岡学園
理事長 水田 祥代

国民から信頼される歯科医師としての真の実力を培ってほしい

 グローバリゼーションといわれる潮流の中で、世界は激しく揺れ動き、政治や経済の混迷が続いています。少子高齢化が急速に進む我が国では、社会の各分野において明るい未来を切り開いていくことのできる優れた人材の育成が、高等教育機関に強く求められています。
 学校法人福岡学園では、健康長寿社会の実現に向けて、口腔医学の確立を目指す福岡歯科大学を始め、歯科救急及び地域の医療センターとしての医科歯科総合病院、チーム医療で活躍できる看護専門職とそのリーダーを育成する福岡看護大学、口腔ケアのリーダーを育成する福岡医療短期大学を設置するほか、介護老人保健施設を擁する医療・保健・福祉の総合学園として『学生が意欲を持って学び、卒業生が誇れる母校』をモットーに生涯学べる環境づくりに取り組んでいます。また、2017年にぺんぎん保育園を開園、2020年に新病院を開院したほか、2021年には福岡看護大学大学院を開設しました。2025年7月には福岡歯科大学および福岡医療短期大学が一緒になった新本館が完成し、ますます発展を続けています。
 福岡歯科大学は1973年に九州、中国・四国地方で唯一の私立歯科大学として開学して以来、卒業生は5,000人を超え、医療界、学界、地域社会等の多方面で活躍しています。
 本学では、「歯学から口腔医学へ」の理念のもと、従来の歯学に一般医学・福祉の要素を取り入れたより総合的な口腔医学教育を実践し、「口腔の健康を通して全身の健康を守る歯科医師」を育成しています。内科、外科をはじめとする歯科医学、歯科医療に関連する医学の知識を修得し、学園内の病院や施設で充実した臨床実習を実施しています。緊急時の対応を疑似体験できる患者型ロボットや歯科医療のシミュレーション装置など最新鋭の設備を導入しており、口腔医学のスペシャリストを育む土壌が備わっています。
 卒業後の充実した教育支援も本学の大きな特徴で、年間20数回の臨床セミナーは公開講座として学外にも開放しており、地域社会の歯科医療に貢献する大学としての役割も果たしています。
 本学では、国民医療の向上に貢献しようという強い意志を持った学生を積極的に受け入れるほか、安心して勉学に励んでもらえるよう、各学生に担当の助言教員を配置し、経済面では多様な奨学金制度等を用意するなど、きめ細かい修学支援に努めています。
 また、欧米(英国リバプール大学、カナダブリティッシュコロンビア大学)やアジア(上海交通大学口腔医学院、中国医科大学口腔医学院、慶熙大學校歯科大学、ヤンゴン歯科大学、マンダレー歯科大学)の大学等との交流を推進し、グローバル社会で活躍できる国際感覚と幅広い視野を備えた人材を養成しています。
 本学が位置する福岡市は、古くから対外交流の玄関口として繁栄した歴史と文化を有し、数多くの史跡等が残されています。また、豊かな自然環境の中、都市機能が年々充実しており、大学・大学院・短期大学・高等専門学校さらに専修学校を含めた学生数は人口比で全国でも上位に入る活気あふれる学生の街です。本学の学生・教職員は、校歌にも謳われる素晴らしい環境の中で、人の幸福に奉仕するという高い志を持って、日々精進しています。
 皆さんも本学で国民から信頼され、尊敬される歯科医師として真の実力を培ってほしいと願ってやみません。

略歴

九州大学医学部卒業、九州大学大学院医学研究科修了。英国留学、福岡市立こども病院・感染症センター小児外科部長、九州大学医学部小児外科学講座教授を経て、2004年(平成16年)4月九州大学病院長、2008年(平成20年)10月九州大学理事・副学長に就任。2010年(平成22年)6月から学校法人福岡学園(旧福岡歯科学園)理事・評議員。2011年(平成23年)から同法人常務理事を務め、2015年(平成27年)3月同法人理事長。