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2024.09.20 リサーチ・スチューデントが第46回九州口腔衛生学会総会 において研究成果を発表しました

9月8日、第46回九州口腔衛生学会総会(主催:鹿児島大学 予防歯科学分野/後援:鹿児島県歯科医師会)が鹿児島県歯科医師会館で開催され、本学の学生が研究成果を発表しました。「研究」 に強い関心をもつ『リサーチ・スチューデント』として、口腔保健学講座口腔健康科学分野(教授 谷口奈央)で日々研究に取り組み、知見を深めています。
今回の総会は、「健口社会の実現に向けて」をテーマとして開催され、口腔の健康から全身の健康へ繋ぐ架け橋と成るべく、生涯に渡る健口への取り組みについて考える発表の場となりました。
著名な研究者との交流や活発な質疑応答を現地で経験でき、研究者として大きく一歩前進し、これからの活躍が期待されます。


第46回九州口腔衛生学会総会

開催日:令和6年9月8日(日)

 

【一般演題発表(ポスター発表)】

P-6任意参加方式の職域口腔保健事業における不参加者の特性に関する分析

石川慎之助(福岡歯科大学口腔歯学部3年生)

 *共同研究者:谷口奈央,埴岡隆,藤本暁江,島津篤,内藤麻利江,矢田部尚子,山本良子,中島由香

 

ポピュレーションアプローチを主体とした職域での歯科口腔保健の推進を目的として、2023年4~8月、某職域の定期歯科健診時に口腔リスク検査 (歯周病リスク検査、唾液検査) を追加し、1か月後に希望者に対し結果説明を含む集団指導を実施した。不参加者の特性を明らかにするために、集団指導への参加者339名と不参加者789名を比較した結果、不参加者では、低年齢、歯周病高リスク、歯間ブラシ不使用、歯肉退縮への低い自覚、低い禁煙意思、が関係しており、口腔に対する健康意識が低いことが示唆された。

 

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※リサーチ・スチューデント制度:福岡歯科大学では、普段の講義 ・ 実習の先にある 「研究」 に強い関心をもつ学生を『リサーチ・スチューデント』として毎年複数名採用し、それぞれの研究活動を支援しています。