2021.10.29 【研究成果】妊娠中の高カロリー食が子どもの成熟後の肥満を誘発するメカニズムを解明!〜オステオカルシン投与が肥満を予防〜
九州大学大学院歯学研究院OBT研究センターの安河内友世准教授と福岡歯科大学口腔医学研究センターの平田雅人客員教授の研究グループは、妊娠中の母体の高カロリー食摂取が次世代の肥満や生活習慣病の原因になるメカニズムを初めて明らかにしました。
今回の研究では、実験動物により、妊娠母体の過栄養が、仔の成熟後のエネルギー代謝異常や肥満に関与することならびにオステオカルシンがそれを回避することが動物実験により科学的に証明されました。人でも同様のことが起きている可能性が高いと思われます。
本研究成果は、2021年10月19日に国際専門誌「Molecular Metabolism」でオンライン公開されました。
本研究の詳細はこちら(pdf)
<研究に関すること>
九州大学大学院歯学研究院OBT研究センター 准教授 安河内 友世
TEL: 092-642-6343
Mail: tomoyo■dent.kyushu-u.ac.jp
福岡歯科大学口腔医学研究センター 客員教授 平田 雅人
TEL: 092-801-0411
Mail: hirata■college.fdcnet.ac.jp
<報道に関すること>
九州大学広報室
TEL: 092-802-2130 FAX: 092-802-2139
Mail: koho■jimu.kyushu-u.ac.jp
福岡歯科大学企画課企画広報係
TEL: 092-801-0411
Mail: kouhou■college.fdcnet.ac.jp
※ご連絡の際は、■を@へ変更してください。