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福岡歯科大学学会雑誌投稿規定        

2013628日改定)

 

1.福岡歯科大学学会雑誌 (The Journal of Fukuoka Dental College) (以下、本誌)は福岡歯科大学学会(以下、本学会)が発行する公式雑誌である。

2.本誌に発表する論文は本誌投稿規定に従って作成されなければならない。

3.本誌に発表する論文は未発表のものに限る。ただし,二次出版のための投稿であることを明記したもので本学会編集委員会(以下,編集委員会)が認めた場合はこの限りではない。

4.本誌の倫理指針は次の通りとする。

1) 論文は,ヒトを対象とした研究の場合はヘルシンキ宣言(改訂)を遵守し,研究実施機関が設置する倫理委員会による承認を受けなければならない。疫学研究,ヒトゲノム・遺伝子解析研究あるいは遺伝子治療臨床研究は,当該の倫理規定に準拠しなければならない。

2) 患者の権利,プライバシーの保護に努めなければならない。

a. 患者個人の特定が可能になる氏名,イニシャル,カルテ番号,日時などは記載しない。

b. 顔写真では,患者個人を特定できないように目隠しを付す。

c. 以上の配慮の上でも患者個人が特定される場合には,患者本人(または遺族や代理人,小児では保護者)に論文内容を提示したうえで,発表に関する同意を書面で得る。

3) 動物実験の場合は「動物の愛護及び管理に関する法律」等の動物実験に関する法令を遵守して,研究実施機関が定める動物実験規則に基づいて倫理的に行われたものでなければならない。

5.本誌の内容は次のものとする。

総説,原著論文,症例報告,二次出版,学会講演抄録,短報,速報,その他。本文の長さ(文献ページを除く)は,総説,原著論文については20ページ(20000字)以内とし,症例報告,短報・速報については10ページ(10000字)以内とする。

6.投稿論文は編集委員会が複数の査読者に評価を依頼し,その評価に基づいて採否を決定する。

7.(論文原稿の構成)

  原著論文は表題,抄録,緒言,材料と方法,結果,考察,謝辞,参考文献,脚注,図の説明文,図・表など  の項目で構成する。症例報告は表題,抄録,緒言,所見,考察,謝辞,参考文献,脚注,図の説明文,図・  表などの項目で構成する。総説は表題,抄録,本文,参考文献,脚注,図の説明文,図・表などの項目で構  成する。短報,速報は表題,抄録,緒言,結果と考察,参考文献,脚注,図の説明文,図・表などの項目で  構成する。図・表には説明文を要する。テキストのページ番号は表題を第1ページとし,図の説明文を最終  ページとなるように全体を通してつける。

8.(二次出版)

a.一次出版論文が,既に学術雑誌に掲載されている英文原著であること。

b.著者が一次出版雑誌の編集者に二次出版への投稿許可を得ること。

c.著者全員が二次出版の投稿に同意すること。

d.二次出版物であることを編集委員会に知らせ,一次出版雑誌の編集者からの承諾書のコピー,ならびに一次出版論文のコピー,別刷または原稿を提出すること。

e.二次出版の内容は,著者を同一とし,論旨を忠実に反映し,図表をなるべく変えない和文であること。

f.二次出版の表題にはその論文が二次出版であることを明示すること。

g.二次出版の表題ページに掲載される脚注において,その論文全体あるいは一部は過去に掲載されたことがあるという旨を記載し,一次出版論文名(タイトル,掲載雑誌名,巻,頁,発行年)を示すこと。

9. 原則として、原稿は電子ファイルとして作成すること。フォーマットは以下に示す。

テキスト及び表:Microsoft Office Word

       図:JPEGあるいはTIFF

図はテキストのファイルに貼り付けてはならない。図(画像を含む)のファイルは、印刷のときに十分に明瞭な解像度であるように作成すること。受理後にカラー画像からグレースケールへ、あるいはその逆へ、変更することは認められない。カラーが不要な画像には、予めグレースケールにて保存した電子ファイルを作成すること。電子ファイル中の画像の解像度や色情報をもとにして査読が行なわれるので注意すること。

10. 新規に論文を投稿する場合は、電子ファイル(テキスト、表、図)を提出すること。査読のための図はPDFまたはPowerPointフォーマットでもよいが、掲載が許可された後には、JPEGあるいはTIFFフォーマットにて提出すること。

査読を受けた後に再投稿をする場合には、査読者の質問・意見に対する回答を添えて、新しい原稿を電子ファイルとして提出すること。電子ファイル原稿には、コメントを挿入するなどして変更点を明らかにすること。

11.日本語論文は横書きでA4サイズにダブルスペースで作成し、歯科用語は原則として文部省・学術用語集(歯学編:増訂版)を用いる。また,英語論文はA4サイズ,日本語論文の形式に準じて作成し(ダブルスペース),和文抄録をつける。尚、英語論文並びに英語抄録は英文校閲をうけるものとする。

12.投稿論文の形式。

1)第1ページ

論文表題,著者名,所属名(例:福岡歯科大学○○学講座○○分野),所属機関所在地およびランニングタイトル(20字以内)を日本語論文においては日本語で,英語論文においては英語で記載する。

2)第2ページ  

抄録ページとし,第1行目に日本語論文,英語論文に関わらず英語で論文表題,著者名,所属名,所属機関所在地を続けて記載する。次に1行あけてキーワード(5語以内)を英語で記載する。ただし、二次出版のキーワードは原則として和文で記載する。更に、キーワードから1行あけて抄録を記載する。

抄録は原則として目的,方法,結果,結論を含み段落をつけず,250語以内の英文で記載する。ただし,二次出版の抄録は和文で記載する。なお、英文抄録には日本語訳を添付する。英語論文の場合は別紙に表題の日本語訳,日本語の著者名と所属名および日本語抄録を添付する。

3)第3ページ以下

第3ページは「緒言」を記載し,「緒言」以降,論文の構成に示された順序で記載する。なお,それぞれのセクションの間は1行スペースを空け,続けて記載する。

a.動植物の学名はラテン語の場合はイタリック体で日本語の場合はカタカナで記載する。

b.外国語は原則として外国文字で記載するが,日本で一般に通用する外国語についてはカタカナで記載する。

c.略語は一般に通用するもの以外は原則として用いない方がよいが,用いる場合は「緒言」以降の初出時に必ず正式名を記載しその後に略語を丸括弧内に記載する。

d.度量衡の記号はJISZ8203SI(国際単位系)」ならびにJISZ8202「量記号,単位記号および化学記号」に準ずる。(末尾記号表を参照)

e.本文中に引用された参考文献は著者名あるいは事項の右肩に引用順に片カッコで番号をつける。著者名は第1著者のみを記載し,著者が2名以上の論文は第1著者名の後に“ら”または“et al.”をつける。 

例)劉1,井上ら2Yano3Nagai et al.4,…報告されている1, 3, 4,7,…in previous

 reports2-5, 7-10)

f. 文の見出し区分の表し方は,1.,1),a.,a),(a)の順とする。

4謝辞など

「謝辞」は「考察」の後に1行あけて記載する。内容の一部を学会等に口頭発表したことを記載する場合も「謝辞」に記載する。

5)参考文献

a.新たなページに番号順に記載する。

b.原則として、標記は次のようにする。

a)論文を引用した場合  番号)著者:論文表題.発表雑誌 西暦発行年; :最初のページ-最後のページ.

  (例)1)大坪由佳,田代教二,添島正和,大森桂二,山田俊介,森永健三ほか:下顎第一大臼歯一歯欠損と下顎無歯顎のインプラント治療に対する九州地区開業歯科医師の意識と治療の現状.福岡歯大誌 2007; 33: 11-19.

       2Tsue F, Takahashi Y, Shimizu HReinforcing effect of glass-fiber-reinforced composite on flexural strength at the proportional limit of denture base resin. Acta Odontol Scand 2007;65:141-148.

 b)単行本を引用した場合  番号)著者:書名(版).出版社,発行地,西暦発行年,p.引用した最初のページ-引用した最後のページ.          

   (例)1)高橋 宏:疾病から文明論へ.九州大学出版会, 福岡, 1996, p.148-177

      2Burnstock G,Costa M: Adrenergic Neurons. Chapman and Hall Ltd,

       London, 1975, p.19-36. 

  c)単行本の1章を引用した場合  番号)著者:引用した章の表題.「単行本の書名(編 

者名)」.出版社,発行地,西暦発行年,p.引用した章の最初のページ-引用した章の最後のページ.英文単行本の場合は書名(編者名)の前にInをつけ“ ” で囲む。 

   (例)1)滋野長平:PTHPTHrP.「構造と作用機序.骨形成と骨吸収及びそれらの調

           節因子第2巻(須田立雄編)」.廣川書店,東京,1995p.307-335.                         

      2Page RC,Schroeder E: Forms of periodontitis occurring in children,  

     young adults, and adults. InPeriodontitis in Man and Other Animals. A

     Comparative Review (Eds Page RC and Schroeder E ) Krager, New York, 1982,   

       p.45-57.                  

  d)学会抄録を引用した場合    番号)著者:抄録表題(抄).発表雑誌 西暦発行年; : p.最初のページ-最後のページ.

   (例)1)内田竜司,北村憲司,西島博明,大久保つや子,河上 希,山崎 純ほか:

       アントラニル酸系抗炎症薬の血管弛緩作用().歯基礎誌  1998; 40: p.128.                    

         2Russo EMA :Microbiological analysis of cutting rotary instruments              

        collected in private dental offices (abstract).  Rev Odontol  1998; 46: p.87-93.  

e) 電子文献を引用した場合 番号)著者:論文表題.発表雑誌 西暦発行年; DOI番号, 掲載日.

(例)Ozeki E, Taniguchi Z, Torii Y The improvement of scientific journals. J Citation 2011 DOI:99.1000/s00001✏001ї1111-y, May 1, 2011.

     または 番号)著者:論文表題.発表雑誌 西暦発行年; 掲載URL, 掲載日;アクセス(参照)年月日.

厚生労働省:平成23年度医療費の動向.2011; http://www.mhlw.go.jp/topics/medias/year/11/dl/iryouhi_data.pdf(最終アクセス日2013.3.3

Yamazaki JThe information technology in healthcare. 2012 Available at: http://www.biomedcentral.com/9999✏1234/5/6, Jan. 2012; Accessed 19 December 2013. 

c.引用した論文,単行本の著者が6名までは全員の名前を記載し,7名以上は6名までを記載し第6著者の後に“ほか”または“et al.”を記載する。

d.投稿中の論文は参考文献に加えない。ただし,すでに掲載許可が得られているものについては西暦発行年; 巻の後に“(印刷中)”または“(in press)”と記載する。

e. 誌名の略名は当該雑誌に記載されている略名を用いる。略名が標記されていない雑誌については醫学中央雑誌の雑誌掲載目録略名表またはIndex Medicusに拠るものとする。

f. 英語論文に英文抄録が記載されている日本語論文を引用する場合は西暦発行年の後に “(Abstract in English)”と記載する

6)脚注

脚注は参考文献との間にスペースを1行空け,参考文献に続けて記載する。別刷請求先は脚注に記載し,氏名,所属,住所を改行なしで記載する。別刷請求先は日本語および英語で記載し,日本語表記と英語表記の間は改行する。学位論文などで指導教授の記載が必要な場合も脚注に記載する。

記載要領

(a)記載するページ番号を括弧で記載し,次の行に本文を記載する。同じページに複数の

      脚注を記載する場合は,前の脚注のあとに改行し,次の脚注を続ける。

 (b)指導教授の記載は以下の例のようにする。

(例)(p1

   ○○○○,福岡歯科大学学会事務室,福岡市早良区田村2-15-1

   ○○○○, Administration Office, the Society of Fukuoka Dental College,

   2-15-1 Tamura, Sawara-ku, Fukuoka 814-0193Japan

      指導:○○○○教授(△△△講座),□□□□准教授(×××講座)

7)図,表の説明文は脚注(脚注がない場合は参考文献)の次の新たなページから書き始める。                                                              説明文は本文を読まなくても内容が理解できる様に事実のみを記載する。

13.図および表は必要最小限にとどめ,図表間や本文との間で重複して示さないようにする。

1)図と表は,文字や線,図形,写真で鮮明に作成されたものでなければならない。

2)タイトル,説明文は原則として英文を用い,表の場合は上辺に,図の場合は下辺に番号と共に記載する。

3)線や文字は最終縮小率を考えて大きさや太さを選ぶこと。最終的に図の大きさは本誌の1段または全段におさまることを念頭に置いて作成すること。必要と思われる場合は指定する縮小率を図,表の左下に鉛筆で記入する。

4)写真にはスケールを入れること。

5)すべての図の右下余白に図表番号,筆頭著者名を記載する。

6)図,表の挿入箇所は本文の左欄外に記載する。

7)図,表などを他の論文などから転載するときは著者がその責任において著作権所有者より転載の許可を得るものとする。

14. 総説,原著論文,症例報告,二次出版,短報,速報を発表するとき、著者全員は投稿内容に関わる利益相反状態を自己申告する。自己申告が必要な利益相反状態は、投稿内容に関連した企業や団体に関わるものに限定し、その詳細は別に定める。利益相反状態は論文末尾に開示される。

15.著者校正は1回限りとする。校正時における大幅な修正(変更,削除,追加など)は編集委員会および印刷所のミスによるもの以外は認めない。どうしても必要な場合は修正に要する費用を別途請求する。また,場合によっては再査読が必要になるために掲載が遅れることもある。

16.投稿論文の掲載時期,順序その他については編集委員会で決定する。

17.雑誌印刷後の著者による論文訂正・追加、あるいは掲載論文に対する他者の意見は、通常の論文査読によらない場合には広告とみなし、別に定める広告掲載料を寄稿する者へ請求する。編集委員会による依頼の場合、あるいは編集委員会または事務局に起因する過失による場合は、この限りではない。

18.論文の投稿料,掲載料は次の通りとする。

1)投稿料は無料とする。

2基本掲載料は別表に定める料金とする。トレース,写植を必要とする図,表およびカラー図,表の掲載は別途,実費を必要とする。また,英文校閲を行った場合には,実費を必要とする。

3)速報論文の掲載料は通常論文の1.2倍とする。

4)電子ファイルが提出されない場合は入力手数料を別途請求する。

5)編集委員会の依頼による原稿の投稿料および掲載料は無料とする。  

6) 別刷り論文の注文は論文校正時までに行い,必要部数(最小単位50部)を注文する。著者の注文による別刷り論文には,実費を必要とする。この時期以外に必要な場合は特別注文となり割高となるので注意すること。     

19編集著作物の編集著作権は本学会に帰属する。本誌の著作物の引用、転載、翻訳に関しては本学会の許諾を必要とする。また、複写に関する権利は一般社団法人学術著作権協会に委託する。

20. 新規に投稿するときには、投稿申込書とチェックリストを提出しなければならない。論文の種類の別、著者全員による投稿の許可(署名)、著作権の本学会への委譲、倫理指針を順守している旨ならびに利益相反状態の自己申告をその中に記載する。

21原稿(電子ファイル)並びにチェックリストはCD-R等の媒体に保存して下記の宛先に郵送または持参するか、E-mailの添付ファイルとして送付すること。投稿申込書(署名済み)は、原本を下記の宛先に郵送または持参するか、原本からスキャナーで作成した電子ファイル(PDFJPEGTIFF)として送付すること。

      8140193 福岡市早良区田村2丁目15番1号 福岡歯科大学内 

     福岡歯科大学学会雑誌 編集委員長  E-mail;  gakkai@fdcnet.ac.jp      

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