焦点から発生したエックス線は広がって行く。(図1)まず、このエックス線をビーム状に絞る。その為に管球の前とフィルムの前にそれぞれ細い隙間の空いたスリットを置いて撮影を行う。焦点の前に置くものを一次スリット、フィルムの前に置くものを二次スリットという。(図2)
スリットを使うと狭い範囲の画像を撮影することができる。パノラマ撮影は二つのスリットを用いて撮影を行います。
スリットで絞ったエックス線を顔を横切りながら動かして撮影すると、顔の側面のX線写真ができる。
細いビーム上のエックス線を
顔の周りで回転しながら少しづつ撮影する。